青森県佐井村めぐり① 仏ヶ浦

日本で最も美しい村、東北地方の最後の訪問は青森県佐井村。
マグロで有名な大間の南側に位置し、緑深い豊かな森林が険しい海岸にまで広がる村。
対岸は北海道だ。
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陸奥湾の最先端、脇野沢からスタート。
早朝より活動されているのは、北限のニホンザル監視員の男性。
宅地や田畑への被害がないように、サルを監視し誘導している。
サルには発信機が付けてあり群れの位置などを確認するという。
犬も活躍する。
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ここ数日はとても寒くサルも身を寄せている。
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捕獲の罠も仕掛けられている
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佐井村への峠道は曲がりくねっているが幅広だ。
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対向車はゼロで完全貸切だ。
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道路上に草が落ちているのはサルの行為。
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牛滝地区
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牛滝漁港。ここ何日も定置網で鯛の豊漁が続く
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活気づいている。
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ヒラメも大漁
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仏ヶ浦への定期船に乗船
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客は私一人で恐縮。船長は、気にしないでいいよと言ってくれた。
船はグラスボートにもなっている。
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天然記念物指定の「仏ヶ浦」
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上陸できるんだ
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凝灰岩のもろく崩れやすい岩は浸食によってつくられた奇岩。
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神秘的な独特の風景に圧倒される
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ガラガラと石の落ちる音
小さい石の崩落
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干潮の仏ヶ浦
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六ケ所村一人当たり所得1514万円

青森県六ケ所村の子育て支援は所得の制限がもうけられている項目が多くあるのが不思議だった。
他町の方から下北半島の旅のアドバイスを受け会話の中で「六ケ所は青森の中でもレベルが違うんです」と最近の新聞記事を見せてくれた。
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なんと、六ケ所村の一人当たり市町村民所得が1514万9千円。(2015年)
私の知る限り、平均所得1000万円を超えているのは東京都港区だけ。
おそらく日本の地方自治体では一番所得の多いところだ。村だけで言えば世界一かも。
青森県の平均が246万2千円。
西目屋村が449万5千円を除くと200万円台で3町村は100万円台。
青森県でも最低賃金738円で働いている人が多いと聞くが、仮に六ケ所村の平均額の所得を得るには一日8時間で年264日働くと9年8か月以上かかることになる。
核燃料リサイクル施設が立地し、関連する日本原燃株式会社のほかに多くの企業・研究機関・機構・独立法人などが集中している。
「日本原燃株式会社」が操業する「原子燃料サイクル施設」、ウラン濃縮工場、低レベル放射性廃棄物埋設センター、再処理工場など広い敷地の中と施設の規模の大きさを見てびっくりした。
せつかくなので、村をめぐることに。
「六ケ所原燃PRセンター」
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3階展望ホール
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原子燃料リサイクル施設の工場やむつ小川原国家石油備蓄基地と風車の様子が一望。
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実際の六ヶ所原子燃料サイクルの施設の中を大型模型やパネル等で紹介
{溶解槽}使用済み燃料からウランやプルトニウムを取り出す工程を紹介。
{再処理工場}原子力発電所で使用した燃料から再利用できるウランとプルトニウムを取り出す工場。
{低レベル放射性廃棄物埋設センター}原子力発電所から発生する放射能レベルの低い廃棄物を埋設する施設。
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石油備蓄基地のタンクの数は51基。また、風車は92基もあるという
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田園の中に突如現れたリトル東京。立派な施設やお洒落な街路樹。
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隣町の東通村は東北電力原子力発電所が完成しているということでPR館によってみた。
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展望室から原発を見ることができる
東京電力の建築現場も確認できる
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全体的子どもたちの楽しめるスペースになっている。
キャラクター人形ケース
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ツリーハウス・すべり台
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キャラクターの部屋
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子供向け図書
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東通村役場も丘陵の中に突然現れた別世界だった
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青森県六ケ所村の給食費無償化

2014年から給食無償化を開始した青森県六ケ所村を訪ねました。
(六ケ所村役場)
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学務課の担当者の方が「六ケ所村学校給食費補助金交付要領」をもとに説明してくれました。
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青森県の他市町村の要綱もほぼ同様の内容です。
青森県では少子化対策・子育て支援・保護者の経済的負担軽減などの理由で無償化を実施する市町村が増えています。
(新しい設備の六ケ所村給食センター)
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小学校4校、中学校4校の計8小中学校。
小学生497名、中学生230名の計727名の児童生徒数。
給食の調理は村立の給食センターで行い、調理スタッフは民間委託。
一食当たり給食単価は小学生278円、中学生2326円。
食材は地元産の食材を多く取り入れ、特産の長芋など根菜類を使った献立もあります。

子どもの医療費については中学校卒業までですが所得による認定制限が設けられています。
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子宝祝金支給事業で今年から第一子にも支給されるようになりました。
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ひとり親家庭等医療費給付事業は所得制限があるものの、子どもだけでなく父母・養育者の医療費を負担する制度になっています。
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青森県七戸町の給食費無償化

青森県では新郷村とともに一番早く給食費の無償化を実施した七戸町。
学務課の担当の方から事前につくった資料をもとに説明いただきました。
(教育委員会が入る七戸庁舎)
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平成25年4月からの実施。少子化対策・子育て支援の充実を図るため、保護者の教育費の負担を軽減し家庭生活環境の向上と安心して子どもを生み育てやすい環境作りを支援することを目標としています。
実施して6年目になりますが保護者からは好評です。
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2016年の町広報で子育て支援事業特集版を発行されています。
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若い人たちも手に取ってもらえる、わかりやすく斬新なデザインです。
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2町村が平成の合併で七戸町に。
小学校4校、中学校2校の計6校の学校。
小学生680名、中学生365名の計1045名の児童生徒数。(平成28年度)
給食の調理は隣町の東北町との合同の給食センターで行っています。
合併前の旧町時代からの給食センターで事務組合が運営してます。
調理は民間委託になっています。
一食当たり給食単価は小学生248円、中学生282円。
食材は地元産の食材を取り入れています。
(庁舎前の旧郵便局は登録有形文化財)
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(庁舎近くの民家)
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青森県新郷村めぐり

給食費無償化が前村長のひと声ですぐに実現したという新郷村。旧村長は村職員になり各役職を経験し長期にわたり村長をされた。村行政のエキスパートとして活躍。村の発展に全人生を捧げたとお聞きする。
(新郷村保育園)
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新郷村はミステリアスな村だ。

イエスキリストが青年期に日本に訪れ、再度来日しこの地に106歳の天寿を全うしたという。
なんと、そんな突拍子もない仮説が、茨城県磯原町(現北茨城市)にある皇祖皇大神宮の竹内家に伝わる竹内古文書から出てきたのが昭和10年のこと。竹内氏自らこの新郷村を訪れ、キリストの墓を発見しました。1936年に考古学者の一団が「キリストの遺書」を発見したり、考古学・地質学者の山根キク氏の著書でとりあげられたりして、新郷村は神秘の村として人々の注目をあびるようになった。
(キリストとイスキリの墓)
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キリストの墓と弟のイスキリの墓であるかは判断を預けるとしても、この新郷村にはいくつかのミステリーがある。戸来(へらい)はヘブライからくるという説。父親をアヤまたはダダ、母親をアパまたはガガということ。子供を初めて野外に出すとき額に墨で十字を書くこと。足がしびれたとき額に十字を書くこと。ダビデの星を代々家紋とする家があること。そして、「ナニヤドヤラー、ナニヤドナサレノ」という意味不明の節回しの祭唄が伝えられている。
(キリストの里伝承館)
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津軽で出会った方から「一戸、二戸、三戸の 地名の戸 は何だと思いますか」と尋ねられ、馬の市のことでしょうかと答えると、「私の考えですが、キリストが歩いた道なんです。九戸の最後は十和田湖、すなわち十字架だと思います」
考えてもいなかった歴史ミステリーだ。
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南部町からの峠をくだると西越地区に。
かやぶき民家が三軒ある。一軒のお宅を見せていただく。
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登録有形文化財だ
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昔のままので保存されている
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毎日囲炉裏に木を燃やしている
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煙のおかげて天井や萱はしっかりと守られる
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薪は友人が協力して供給してくれているそうだ
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定年後に、こを購入したご主人。
痛みのひどかった屋根や床を張替。
修復すると、文化財登録になったという。
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八戸にお住いのご主人は毎日35キロの道を欠かさず通い、薪を炊き、畑を耕し、鶏の世話をする
そんな日課が楽しくてしょうがないと話してくれた。
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もう一軒の登録文化財のお宅は現在空き家。
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今後どうなるのか心配だ
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プロフィール

murameguri

Author:murameguri
京都北部で田舎暮らし
時々素敵な村をのんびり旅

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