早川町めぐり⑤七面山登山

京都府伊根町の伊根湾の一番奥深い場所に、七面大明神をまつる七面山がある。アプローチの階段が急で、中学生のクラブ練習の駆け上りがとてもきつかった。
起源となる七面山に行かなくて帰ることはできないと思い、もう一日早川町に滞在することにした。
出発地の羽衣の春木川に架かる「羽衣橋」
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渡ると「白糸の滝」がある。
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流れる水に太陽の光が差し込み虹が。
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滝壺には人の姿が。
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出発を開始する。
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この門を今まで何人の人がくぐっただろう。
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ゆるやかな階段が続く。
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檜の表面の皮が剥かれている。檜皮用だろうか。
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神力坊・2丁目
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つづれ折りの参拝路が続く。両側には杉並木。しかも巨木だ。
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一瞬だか景色が開ける。春木川には大量の土砂が積もっている。
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石標の数が目安になる。
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肝心坊・13丁目
天明2年(1782)6月、日行法師の創立。
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休憩所が設けられ、中にはたくさんの「板マネギ」が。
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昭和の大スターの名前も。
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久々の眺望。昨日行った身延山方面が見える。
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赤沢宿もうっすらだか確認できた。
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中適坊・23丁目
享保8年(1723)3月、蓮信法師の創立。
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和光門・46丁目
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鐘楼
延宝3年(1675)の鋳造。梵鐘は撞くことができる。
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随身門・49丁目 大正10年創立。
この随身門の前からは富士山や身延山や鷹取山の雄姿を望むことができるが、残念ながら霧が立ちこめ視界がきかない。
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三角点のある、七面山山頂をめざす。
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海抜1989メートルの山頂は木でおおわれている。
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三角点。角が欠けている。この山だけでなく日本の有名な山の三角点も同様に欠けている。
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身門をくぐって石段を下る
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七面山敬慎院・50丁目
身延山久遠寺に属し七面大明神をまつる七面山本社を中心に、池大神宮、願満社、参籠殿からなる。
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一の池。本社右側の回廊をくぐるとい大きな池が。
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中に入ってお詣りくださいと誘われ和室にとおされた。お茶をいただき、いよいよ七面大明神の本堂へ。本堂は写真撮影は禁止となっている。皆さんから聞いたとおり独特の空間と大明神のエネルギーが伝わってくる。手を合わせ感謝する。
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下山するため玄関で登山靴を履こうとすると、突然左太股の筋肉がつってしまった。
困っていると、「よければ、漢方薬を飲まれますか」と聞かれ渡された。
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なんということだろう。あっというまに痛みが治まる。
おかげで、トラブルなく下山できた。IMG_8608.jpg

下山までの全行程7時間。平日でもあったのか、道中で出会った方は15名。交代でお勤めする僧侶の方から励ましの声をいただき、また体調不良への機敏な対処に助けられました。ありがとうございました。

早川町めぐり④豊かな自然と子どもの教育費無償

町内をめぐることに。まずは湯島の大杉へ。
山王神社入り口の崖下にそびえる杉の巨木。全国各地の杉の中でも大きいと思われる。伝説によると約1200年前に里人が紀州熊野より杉苗を持ち帰って植えたといわれている。山梨県指定天然記念物として登録。現在国の天然記念物として申請しているそうだ。
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大杉の根っこからしみ出るわき水。
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「 新倉断層」糸魚川-静岡構造線、フォッサマグナの断層が見事に露出。
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リニア中央新幹線の南アルプストンネル入口が、ここ早川町。偶然にも、美しい村の長野県大鹿村もトンネル工事が始まっていた。南アルプストンネルによって、美しい村同士が繋がることに。
リニアの事業に対しての山梨県と長野県の温度差を少し感じた。
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一番北に位置する奈良田地区で、「日本ミツバチ」を飼育されている方に見せていただく。
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現在14箱のミツバチ。女王蜂の分蜂により箱の数が増えていくそうだ。
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花の蜜より、自然林の木の花がだんぜん美味しい。この付近は広葉樹が多いので良質の蜂蜜を収穫できるそうだ。
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小学校2校・中学校1校の早川町。北小学校は一時児童数が4名になり統廃合の危機が。町は山村留学制度を取り入れ、現在20名ほどになったそうだ。
しかも、小・中学校の子ども達の義務教育費無償だ。修学旅行もスキー教室も問題集も無償で、カバンや学用品以外は町が負担。学校給食の給食費も町が負担。美味しいアツアツの給食が食べられる。
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夕方、町営の草塩温泉へ。本日も一人貸切。
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早川町めぐり③身延山参拝

かつての参詣者がたどった赤沢宿から身延山奥の院まで歩くことに。
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岩に掘られた小さな祠。
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車の通行が制限されている。
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ところどころ斜面の崩落が。
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旧参拝路らしき道。
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宗説坊は、七面山が女人禁制の山であった時代、女性はここまで来ては七面山を遥拝し、参籠祈念したそうだ。
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まったく人とは会わない。しかし、サルの群れは非常に多い。
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少し大きめの動物の足跡。もしかして、
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熊かと思ったら、枯れ木だった。
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随所に落石が。
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一瞬だけ開けた場所が。
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中間点の十万部寺
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身延山手前の参道。
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お寺所有のパワーショベルが通る。
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身延山久遠寺。裏参道側の入り口。
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仁王門
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祖師堂
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日蓮聖人お手植杉
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寺院のスタッフの方から、赤沢宿からの参詣道を歩く人はほとんどいなくなった。よく、頑張ったねと労をねぎらってくれた。
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身延町方面の展望。爽やかな風が心地よい。
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往復5時間。誰一人会うことはなかった。

早川町めぐり②赤沢宿場めぐり

赤沢宿場は、1993年に重要伝統的建造物群保存地区に選定。
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西向きのかなり急斜面山腹に集落がある。
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赤沢は日蓮宗の聖地身延山と霊場七面山とを結ぶ参道の宿場。早川町の資料によると 江戸初期、徳川家康の側室お万の方の功績により、七面山の女人禁制が解かれ、身延講などが盛んになるにつれ、七面山への参拝者が急増し赤沢の旅籠、強力、駕籠人足を利用する人たちも多く、宿場として活気があった。大正から昭和期にかけて身延線の開通とともに参詣客も急増し、赤沢宿も隆盛をきわめたが、迂回道路の整備や交通の便がよくなるに従い、昭和30年代ころより宿を利用する者は激減している。
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今は一軒の旅館ともう一軒ゲストハウスのみが営業している。
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最初に出会った方が、詳しく赤沢宿について教えてくれた。元早川中学校の校長で、町の教育委員長も務められた方。
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かつては一年に8万人の参拝者が宿に泊まった。3交代で泊め、住民は寝る暇もなく働いたそうだ。最初来た客を仮眠させて出発。次の客も仮眠し出発。最後の客を泊めたのが3交代の宿泊だという。
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大正時代に当時高級品のトタンで屋根か葺かれた。
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「講中札」通称「板マネギ」ともいい、旅籠の軒下に隙間なく掛けてある。
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堅いケヤキの板に特色ある文字を細工。見事な職人技。
旅人自らが持参したそうだ。
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国の補助で復元された石畳の道。すべて地元にある石を使っている。
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江戸時代は石畳や石垣に使う石は谷に流れる春木川から運んだという。
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静かに、のんびり、ゆっくり、赤沢宿。
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通学バスがやってきた。「二人だけの通学に運行してくれ助かる」と母親が話してくれた。
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早川町めぐり①雨畑地区めぐり

全国にある町自治体で一番人口の少ない早川町。
早川の周囲はすべて山に囲まれ、特に西側の稜線は間ノ岳(全国第3位の標高)をはじめとする南アルプスの尾根で静岡県と接している。
午後4時、町役場で地図をいただき「見神の滝」がある雨畑地区へむかう。
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見神の滝
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滝の右側の岩の斜面にお不動さんが。
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滝のある雨畑地区。少しレトロな感じがなつかしい。
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小学校跡には雨畑温泉すず里の湯が。
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雨畑ダム湖は風景保存地域に指定されている。
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義務教育費無償化政策を教えていただいた元教育長からお招きいただいた。
町役場の職員として一筋。課題に対してのへのチャレンジとアイデア。その行動力に感動。
楽しい会談と、久しぶりの家庭料理はありがたい。
プロフィール

murameguri

Author:murameguri
京都北部で田舎暮らし
時々素敵な村をのんびり旅

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